兵庫県三木市は、播磨平野の北部に位置する稲作の適地です。気候・水源・土壌の3つの観点から、三木市の米づくり環境をご紹介いたします。
地理と気候
三木市は神戸市の北西約30kmに位置し、瀬戸内式気候に属しております。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県三木市(播磨平野北部) |
| 標高 | 50〜200m |
| 年間平均気温 | 約15℃ |
| 年間降水量 | 約1,200mm |
| 気候の特徴 | 瀬戸内式気候。温暖で日照時間が長い |
昼夜の温度差
登熟期(8〜9月)の昼夜温度差が米の食味に大きく影響します。三木市は内陸に位置するため、沿岸部に比べて 夜温が下がりやすく 、日中に作られたデンプンが夜間に消費されにくい環境です。
この温度差が、粘りと甘みのある米を育てます。
水源
三木市の稲作用水は主に 志染川(しじみがわ)水系 から取水しております。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主要水源 | 志染川水系 |
| 水質 | 清浄。工場排水の影響が少ない |
| 供給 | 農業用水路が整備されている |
| 特徴 | 上流域に森林が広がり、ミネラルを含む |
水質が良いことは、米の味だけでなく、水田の土壌環境にも好影響を与えます。
土壌
三木市一帯は花崗岩が風化してできた土壌が広がっております。
| 特徴 | 稲作への影響 |
|---|---|
| 壌土〜砂壌土 | 水はけと水持ちのバランスが良い |
| 花崗岩由来 | カリウム・マグネシウムなどのミネラルを含む |
| 排水性 | 適度。中干しの効果が出やすい |
| pH | 弱酸性〜中性。稲に適した範囲 |
栽培暦(三木市の目安)
| 月 | 作業 |
|---|---|
| 3月 | 育苗準備(種子手配・ハウス整備) |
| 4月 | 育苗(播種・温度管理) |
| 5月 | 代かき・田植え |
| 6月 | 活着・分げつ管理 |
| 7月 | 中干し |
| 8月 | 穂揃い・登熟管理 |
| 9月 | コシヒカリ刈り取り |
| 10月 | 山田錦刈り取り |
食味データ
三木市産米の食味に関する参考データです。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 食味値(目安) | 75〜85点(食味計測定) |
| アミロース含有率 | 17〜19%(コシヒカリ標準) |
| タンパク含有率 | 6.0〜6.8%(低タンパクを目標) |
食味値は年ごとの気象条件で変動しますが、当農場では肥料設計と水管理でタンパク含有率を抑え、食味の向上に取り組んでおります。
アクセスと物流
三木市は交通の便が良く、関西圏への配送に適した立地です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 高速道路 | 山陽自動車道 三木東IC・三木小野IC |
| 神戸市中心部 | 車で約40分 |
| 大阪市中心部 | 車で約80分 |
| 京都市中心部 | 車で約100分 |
関西圏であれば自社配送も対応しております。トラックの手配が不要なため、小口のスポット注文にも柔軟に対応できます。
産地としての強み
三木市は主食用米(コシヒカリ等)と酒米(山田錦)の両方を栽培できる産地です。特に山田錦は兵庫県が日本最大の産地であり、三木市はその中核に位置しております。
主食用・酒造用の両方でお取引いただけます。
山田錦と三木市
兵庫県は山田錦の生産量で全国の約6割を占めており、その中でも三木市を含む北播磨地域は「村米制度」の産地として知られております。特A地区に隣接する三木市の土壌は心白が大きく発現しやすく、酒造適性の高い山田錦が育ちます。
コシヒカリの適地
三木市の気候は登熟期の昼夜温度差が大きいため、デンプンの蓄積が進みやすく、粘りと甘みのバランスが良いコシヒカリが収穫できます。瀬戸内式気候による日照時間の長さも食味にプラスに働きます。
産地見学のご案内
三木市の圃場をご覧いただくことで、米の品質に対するご理解を深めていただけます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見学可能時期 | 通年(作業の様子は5〜10月が見どころ) |
| 所要時間 | 約1〜2時間 |
| 内容 | 圃場の見学、栽培管理の説明、データ管理のデモ |
| 費用 | 無料 |
| アクセス | 山陽自動車道 三木東ICから車で約15分 |
事前にご連絡いただければ、ご希望の内容に合わせてご案内いたします。
お問い合わせ
産地の見学や圃場の状況については、お気軽にお問い合わせください。

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